西やんのピアノ工房日記

バットスプリングコード張り替え            

今日は工房でバットスプリングコード張り替え作業をしました。
この作業も長時間集中しなくてはならず終わった頃には首がこり大変ですが時折パーツにむかいぶつぶつ言いながら孤独感を必要以上に堪能してます♪

この作業はお客様の家では出来ない為アクション(打弦機構)をお預かりして修理します。

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アクション

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白いヒモがバットスプリングコードです。コードに引っ掛けられているバネがスプリングです。

バットスプリングコードはピアノのアクション(打弦機構)内にあるバットフレンジに貼り付けてあるヒモで、このパーツは鍵盤を降ろしてハンマーが打弦した後にハンマーが元の位置に戻す為の役割りでとても大事なパーツの一つです。
バットスプリングコードはピアノを弾いている弾いてない関わらず年数が経てば劣化し、バットスプリングの張力に耐えきれず切れてしまいます。
こういった症状は特に年数の経っているYAMAHAのピアノに起きます。切れた状態で鍵盤を押しても音は出る為演奏者は中々気づきにくいですが、バットスプリングコードが切れると連打性能が悪くなり、ある鍵盤のタッチが急に重く感じたりします。重くなる理由はバットスプリングコードが切れた事により開放されたバットスプリングが目の前にあるダンパーレバーと言うパーツに接触してしまうからです。接触した状態で弾き続けるとバットスプリングが折りまがってしまい、終いにはバットスプリングも折れ交換が必要になります。


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茶色に変色したヒモが年数が経って劣化したバットスプリングコードです
ところどころ切れていてバットスプリングが前に突き出されています
写真の右側に写っている縦長の棒状の物がダンパーレバーです


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バットスプリングコードが無い状態のバットスプリングです。


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ダンパーレバーに接触し折れ曲がったバットスプリングです。


バットスプリング張り替え作業

まずアクションに付いている各パーツを外し張り替えやすい状態にし

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次に劣化したバットスプリングコードをキレイに除去します

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新しいバットスプリングコードに張り替えます(張る前とは違う角度の写真で申し訳ありません。撮るのを忘れてしまいました。)

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張り替えた後はバラしたパーツの点検とクリーニングし取り付けて行きます。

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ジョイント部の軸の動きに問題が無いかチェックしすべて組み上げ完成です。
出来上がりを見てホッとしてる間もなく隣の部屋を見れば次にバットスプリングコード張り替えをしなくてはいけないアクションがまた一台..。明日もいい引きこもり日だ。



西やんのピアノ工房日記

西やん初のリハーサル立ち会い
       〜教会でのコンサートに向けて〜

師匠と一日掛かりで調整したグランドピアノも一日が経ちこの日は次の日の本番に向けてリハーサルです。教会に到着した時にはピアニストがもう練習を始めておりリハーサル立ち会いやピアニストとの交流が初めての私は張り詰めた不陰気に飲み込まれそうでした。ピアノ自体も調整、整音から一日しか経っていないのでまだ馴染むまでには時間はかかりますし不安でしたがピアニストの方からも「後は今日一日弾き込んでみるね」とお言葉を頂きリハーサルに入りました。リハーサル中にピアノに不具合が出たりしてとても立ち会っていて生きた居心地はしませんでしたが夕方までリハーサルは続きピアノの音も朝の時とは変わっているのが分かりました。ピアノは本当に生き物だ↓
この日のリハーサルも無事終わり私は会場に残り点検と調律をし後はまた明日の本番前のリハーサルに立ち会いをし調律。工房の中で作業してかく汗とは違い大変でしたがこれも貴重な経験でした。

コンサート当日

本番は午後からですので午前中にリハーサルがありこの日も立ち会いをしましたがピアノの音も真のある音になっていてピアニストの方も「昨日と比べ音も良くなり弾きやすくなったと」言われ少しほっとしました。本番も何事もなく無事に終え私も演奏者の方々もほっとした顔つきになり終わった後もお食事会に誘われ交流を深め、この三日間大変でしたが素晴らしい演奏も聴けて本当に良い経験になりました。

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師匠と一日掛かりでグランドピアノ調整
      〜教会のグランドピアノメンテナンス編〜

今日は8月21日に開かれた教会でのコンサートに携わった仕事のお話しをしたいと思います。

その教会は以前から母と私が通っており調律もさせて頂いておりまして、今回のコンサートでお二方のピアニストが演奏すると言うことでグランドピアノの調整をサイテックピアノ工房でさせて頂きました。

手を入れる前のこのグランドピアノはピアニシモからフォルテシモの音量の幅が狭く音色の変化に乏しく弾き心地も良い状態ではありませんでした。グランドピアノに関して私は調整の経験がほとんど無い為、師匠にバックアップをして頂きリハーサルの前日に作業をしましたがほとんど師匠が調整をし、そのやり方から注意点など事細かく指導して頂きました。作業も当初予想していた通り一日掛かりましたが師匠の調整、整音によりグランドピアノの本来のダイナミックレンジとタッチになりバラついていた音色も深みと形のある表現力豊かな音色になり演奏者が表現したい感情に答えてくれるピアノになりました。
教会で以前からこのピアノで伴奏などをしていた私は弾き心地や音の変化に感動したと同時にこの状態までにする大変さと自分の無力さに改めて気づかされました。そんな色々な思いの中調整後のピアノを弾いているうちに自分が調律師になりたいと思った時の事がフラッシュバックしました。

私が調律師になりたいと思ったきっかけは学生の頃ピアノの発表会に向けて猛練習をしていた時でした。中々自分のイメージ通りの音楽にならず悩んでいた時にいつも来ている調律師の方が来ていつも通りに調律をして帰って行ったのですが、調律後に弾いた瞬間昨日までのピアノとは違い凄く自分の感情に答えてくれるのに感動し調律師という仕事に憧れを覚えました。
この事がまさか調整後のピアノを試弾している最中に思い出すとは思いもよりませんでしたが、とても身のある一日でした。そして師匠!本当にお疲れ様でした!

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YAMAHA U2H リニューアル 遂に完成

リニューアルしていたU2Hが遂に完成しました。出来上がったピアノは毎度ながら眩しく輝いています♪
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落ち着いた音質の中に明るさがありこのピアノも良く鳴り歌ってくれます。仕事中なのを忘れ三十分も試弾してしまいました↓


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リニューアル前のU2H

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リニューアル後のU2H

キズや汚れだらけだった外装も綺麗になりとても三十年以上前のピアノとは思えません。

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白鍵木口も張替え鍵盤蓋のヒンジや文字盤も輝きを取り戻しピアノに一目惚れしてしまいます。

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内装も綺麗になり調律から整調、整音まで時間をかけました。
マフラーフェルト(中央に写っている白いフェルト)も新品のフェルトに張替えこれからも長く使っていただけます。
こうして完成して見ると苦労した時の事は忘れ、次に使って頂ける人の為に直したピアノのはずがいずれ嫁入りすると思うと凄く寂しいです。
完成とは言え嫁入りするまで最終調整をきちっとし、U2Hちゃんがサイテックピアノ工房でリニューアルされて良かったと思われる様に頑張ります。

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YAMAHA U2H リニューアル
           〜U2Hいよいよ組み上げ〜

U2Hもいよいよバラバラにしたパーツを組み上げ最終段階に突入!

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底板、ペダルアッセンブリーを本体に組み上げます

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鍵鍵盤棚板を本体に組み上げます。

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鍵盤棚板の上にアクション(打弦機構)を乗せます。

ここまで組み上げればいよいよ私たち調律師本来の仕事である調律、整調、整音に取り掛かります。
今までピアノのパーツをバラバラにして消耗した部品を新しい物と交換している為鍵盤からアクションの動きを一から調整します。私にとってこの作業は生まれた赤ちゃんを育てる感覚です。
※実際に私は子供はいません...。

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鍵盤部の調整

調律師本来の仕事とはいえ地味な作業は変わりません。


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     YAMAHA U2H リニューアル
          〜キズ修理 ピアノブラック鏡面仕上げ〜

三十年も弾かれればピアノの外装にはキズが付いたりします。特に深いキズは埋め直し塗装する必要があります。今日はサイテックピアノ工房での塗装風景を見せたいと思います。

鏡面塗装

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腕木と拍子木と言う鍵盤の端にあるパーツ

まずは塗装前の下準備、この写真の様に深い傷は専用のパテ(オレンジ色の部分)で埋め表面を水研ぎします。

次はいよいよ地獄の塗装です...。この作業は下準備から仕上げの工程まで一切ミスは許されません↓

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経験不足の私は塗ってしまえば後はもう神頼みです。


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塗装後の拍子木

塗装後は表面を水研ぎしてコンパウンドで仕上げます。この工程でミスすればすべて水の泡ですが、仕上げて行く内に鏡の様に艶が出てくる瞬間がたまりません↑自分の顔も間違って鏡面仕上げにしたくなります。

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自分の顔も真っ黒、塗装したパーツも無事鏡面仕上げに仕上げる事ができ今日はゆっくり寝れそうです。

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YAMAHA U2H リニューアル
         〜U2H 師匠とタッグマッチ〜

今日は師匠と一日U2Hの作業をしましたが師匠との時間はとても貴重で一つ一つの作業が勉強になります。自分の技術がとても赤子の様に思えます↓一生かかっても師匠越えなどとても....。

今日の作業は外装研磨ハンマーファイリング(ハンマー整形)

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鍵盤蓋の表面はキズだらけ、文字盤は錆付いており変色

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ハンマーには弦跡がびっちり付いており汚れています

サイテックピアノ工房によりこれらをリニューアルします。

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機械を使い研磨しキズを取り去ります。

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キズを取り去るだけでなく本来の鏡面の美しさに仕上がります。


ハンマーファイリング(ハンマー整形)
ハンマーを削る作業で見た目をキレイにするだけでなく音にも影響します。ファイリングした後の音でその技術者の腕が分かると言われている作業です。私では取り返しのつかない事になりますので作業はベテランの師匠にして頂きます。

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          ファイリング前のハンマー


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          ファイリング後のハンマー

びっちり付いていた弦跡は取れ形もキレイになりました。さすが師匠!!匠な技は毎度ながら感動します。後は組み上げた時の奏でる音が楽しみです。

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  YAMAHA U2H リニューアル

       〜サイテックピアノ工房にて栄光の輝き〜

今日はヒンジとペダルアッセンブリーのリニューアル

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ヒンジの表面は錆だらけ↓これらの錆を取り除き本来の輝きを取り戻します。

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ペダルアッセンブリー

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錆や汚れでペダルの表面は変色していて本来の輝きを失っています。
  
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ペダルの裏に貼り付いているスキンは消耗しボロボロです。

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工房ではこの様に外せるパーツをすべて外す事により細部までチェックします。

ペダルアッセンブリー リニューアル後

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消耗したスキンは新品のスキンと交換。

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ペダルも本来の輝きを取り戻しました。この姿を見れば疲れが吹っ飛びます!

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    YAMAHA U2H リニューアル
     〜U2Hサイテックピアノ工房で三十年ぶりの日光浴〜 

今日はU2Hの外せるパーツをすべて外し弦錆びの除去から至る所のクリーニングをしました。天気は良く作業しているこっちは汗だくなのをよそにU2Hちゃんは気持ち良く横になったまま。見てるこっちも添い寝したくなります。
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細かい所まで手をちゃんと入れる事によってピアノも喜んでくださいますし、私はこの作業をしてる時が一番ピアノと会話がはずみます♪見落としがあればピアノから指示をされ、きれいにすれば感謝の言葉が聞こえます。

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錆びや汚れを一掃しピカピカ!こういった作業をしていくに連れだんだんと愛着がつきます。

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          サイテックピアノ工房

西やんの新パートナー襲来
       〜その名 ホンダストリート〜

今日は先週自宅にやってきた車を紹介したいと思います。
ホンダ ストリートちゃんです!
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これだけ広いスペースがあればお客様からお預かりするピアノのパーツも余裕で入ります。

この車が自宅に届いた日の事は忘れません。車庫から車を出す時に一発目のエンスト!次は家の周り(約200m)を一周する間に五回エンスト↓そのまま乗り捨てようかと思いました。
実は私くし教習所以外でほとんどマニュアル車に乗っていなかってのです。ガソリンも無い為母親とガソリンスタンドまで行ったのですが乗車して10秒後母は絶句、降りて家に入る後ろ姿は疲れきっていました。
このままでは明日の通勤中に事故ってしまうと確信した私は地元の友達を道づれでドライブ!途中何回もエンストをしましたがなんとか無事に友達のみんなを送り届け、みんなも笑顔で手を振りながら「もう二度と乗らねー!」と叫びながら見送ってくださいました。私には褒め言葉にしか聞こえません。
まぁこんな駄目な運転手ですがこれからもひとつ宜しくお願いします!
ストリート様!

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YAMAHA U2H リニューアル
               〜午後から師匠参戦〜
今日は午後から師匠にU2Hのリニューアルに参戦して頂きました!外は雨が降っていましたが、師匠が居れば私の心の中では晴れです。
午前中はアクション(打弦機構)の修理と動きのチェック。アクションはピアノの頭脳と言われピアノの弾き心地や音色にも関わるとても大事な箇所です。
外せる部品はすべて外し細部までチェックします。
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バットスプリングコード張替え

見えにくい写真ですが、わっか状になっている白いヒモがバットスプリングコードです。YAMAHAのアップライトピアノは約二十年前後の年数が経つとこのバットスプリングコードが劣化し切断します。切れてしまうとピアノ本来の動きに影響します。サイテックピアノ工房では年数が経っているピアノのバットスプリングコードの切れている無いに関わらず新品のコードに張り替えます。

ウイペンアッセンブリーのチェック
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汚れの除去と各部品の動きに問題が無いかチェックします
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午前中はこういった作業でしたが、
午後からはいよいよ師匠が参戦!白鍵木口の交換作業!
白鍵木口は年数が経つにつれ変色や歪んだりします。歪みがある場合は全白鍵木口を交換します。
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交換した新しい白鍵木口は木面の高さに揃うまでひたすら削ります。
正直この作業はまったくと言っていいほど私は経験が無く師匠には横から容赦なくボロクソ言われました↓その内容を例えるなら手入れした芝生の庭をサッカーのスパイクシューズで駆け回られる気分です..。私はまだ覚える事が山ほどある!決してくじけましぇん(涙)
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YAMAHA U2H リニューアル
                〜西やん引きこもりの中にて〜

U2Hもいよいよ次は鍵盤の動きに関わる作業に入り、鍵盤のフェルト張替えやキーピン磨きといった地味な仕事ばかりでこれがまた長時間集中力を保ちながら細かな作業をしなければなりません。
こういった作業の日は一日に太陽の日差しにあたるのも車から弁当箱の取り出しの時だけ。たったの二十秒間↓アウトドア派の私には正直辛い!
そんな中私はいつも作業間にミスをした時は独り言で自分に対してツッコミを入れて孤独感を紛らわすのですが、それも悲しくなり無言で作業をしていると次は調律で出かけていて居ないはずの師匠の声が聞こえてきたりします(涙)そんな時は「うん、色んな意味で本当にいい仕事だなぁ〜。」と自分を励まします。
私が学生の頃に見た調律師はスーツ姿でピアノの狂った音を直し、終わったら帰る。というお客様の家を歩き回るイメージでしたが、まさか引きこもって地味な作業が有るとは想像すら出来ませんでした....。
とは言え出来上がったピアノを見ると辛い時の事など吹っ飛びます。

U2H 鍵盤部のフェルト張替え
虫害や磨耗によって痛めたフェルトはすべて張り替えます。
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張替え前

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張替え後

張り替えた新品のフェルトは鍵盤の動きがきつくなるので抵抗の無いスムーズな動きになるまで何度も調整をします。

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西やんのピアノ工房日記

YAMAHA U2H リニューアル初日
U2Hのリニューアルにかかり、まずU2Hの外装を外して内装の状態を見て朝一のため息を付く..。ホコリまみれでフェルト類は虫食いと磨耗が激しく交換が必要。
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掃除をしながら状態を確認。
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これが虫に食われた後です。虫にとって大好物なんでしょう↓

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鍵盤もカビや汚れでシミがある状態ですが、これらもしっかりとります。

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鍵盤はピアノを弾くのに一番最初に触れるところですので見た目はもちろんキレイにし、いよいよ次は動きの部分に入ります。とは言え続きはまた今度にしたいとおもいます。

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プロフィール

Author:西ヤン
出身:福島県福島市


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